高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
現在、某県の「新商品の開発支援プロジェクト」に参画しています。そして先日、担当の経営指導員に対して、「新商品開発支援のすすめ方」についてレクチャーさせて頂きました。
本日は、その概要についてお伝えしていきたいと思います。
新商品開発において必要不可欠なこと。
それは「顧客が潜在的に求めるベネフィット」を徹底的に探していくことです。
しかし顧客は、求めるベネフィットについて明確に把握していません。そこに難しさがあるのです。
商品化してはじめて、「そうそう!こういう商品が欲しかったんだよ!!」と言われることが非常に多いのです。
また、「ベネフィットには複数のレイヤーが存在し、そのベネフィットは、徐々にステップアップしていくこと」も理解しておかなければなりません。その上で、現在成功している商品が、どのレイヤーに属し、どのように成長していくのかを想定していく必要があります。
さらに、成功している商品が取りこぼしているベネフィットも見つけ出さなければなりません。
担当の経営指導員には、ベネフィットの概念や複数のレイヤー、新たなベネフィットの見つけ方などについてレクチャーさせて頂き、さらに、手も動かして頂きました。
非常に難しい概念であることは重々承知しています。しかし新商品の開発支援においては、避けて通れない道だと考えています。
担当経営指導員の皆様。
頑張って下さい。応援しています。
[創業・経営革新・新事業]
プランコンサルティング 代表 茂井 康宏
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