高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
昨日、某県某市にて、雑貨店(小規模事業者)の経営相談に応じました。
この雑貨店は、競合店舗の台頭等による固定客の減少で、売上高が減少傾向にあるとのこと。
代表者は「顧客の新陳代謝が不活発なため、新規顧客を確保していきたい」と考え「ホームページやSNS」に注力されています。
しかし何事も、問題の裏には要因が潜んでいます。
そこで私は、品揃えに着目しました。
品揃えが不適切な状態では、集客は成功しないのです。
話を伺うと、この雑貨店の主力商品は天然石を用いたもので、代表者も「当店の柱」と胸を張ります。
しかし、その「当店の柱」は、新しいお客様が購入するには敷居が高い商品でした。
そこで、見込み客との接点を図るために、市場ニーズを捉えたある集客商品を提案しました。
もちろん天然石を用いたもので、既存商品の組み合わせを変えるだけで実現可能な商品です。
なおこの集客商品は、単体で大きな利益を上げるのではなく、見込み客を集めるための商品です。
集客商品を入り口に、バックエンドとなる「当店の柱」への移行を狙っていくのです。
今回アドバイスしたことは、なにも難しいことではありません。
ひとつずつ、確実に実施していけば、高い確率で「新規顧客の確保」が実現するでしょう。
頑張ってくださいね。
応援しています。
[創業・経営革新・新事業]
プランコンサルティング 代表 茂井 康宏
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