持続化補助金の公募が近づいてきました。
久しぶりに、持続化補助金のお話です。
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「持続化補助金の採択率を高めるポイント③」
「持続化補助金の採択率を高めるポイント④」
「持続化補助金の採択率を高めるポイント⑤」
「番外編 持続化補助金の採択率を高めるポイント」
先日、某県の経営指導員に、以下の内容をお伝えしました。
「伴走型支援と代行型支援は似て非なるもの。よって代行してはいけない」
近年求められている伴走型支援を行おうと、必死に代行してしまう方がいらっしゃいます。
まるで対象事業者の従業員かのように。
例えば持続化補助金であれば、
小規模事業者は「①経営計画書・補助事業計画書の作成」の際に、経営指導員の指導・助言を受けられることになっています。

[出所:持続化補助金HP(日本商工会議所)]
当たり前ですが、ここに「代行」などとは記載されていません。
経営指導員は、適切な指導・助言を行わなければならないのです。
では「指導・助言」とは何か。
単なる書き方や、加点のアドバイスではないはずです。
経営指導員は、当該小規模事業者の問題解決に資する、本質的な指導・助言を行う必要があるのではないでしょうか。
その際には、白黒つけるべき問題を共有したうえで、最も適した打ち手について共に検討していく必要があります。
なぜならば、持続化補助金は目的ではなく、手段だからです。
某県の経営指導員は「そこまでできていません。事業者の意思をそのまま紙に落とし込んでいます」
そこから脱却していくためには、量稽古です。
恐れずに経験を蓄積してほしいと思います。
持続化補助金は、小規模事業者にとってはもちろん、経営指導員にとっても素晴らしい制度だと思います。
全国の経営指導員の皆さま。
持続化補助金を通じて、スーパー経営指導員を目指して下さい。
頑張って下さい。応援しています。
[創業・経営革新・新事業]
プランコンサルティング 代表 茂井 康宏
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