先日、某県の某企業で「強み」の棚卸しを行いました。
一般的に強みは、ビジネスプランの項目に記載することが多いと思います。
しかし、深く検討された強みは少なく、またその強みを正しく活用できている企業も少ないように思います。

当該企業は、販売の過程において、見込み客と早期に接点を持つ必要がありました。
だからこそ「見込み客の胸をさし、競合企業を引き離す、固有の強み」を抽出する必要がありました。
正しい強みは、消費者が(競合企業ではなく)その企業と接触する理由になるのです。
なお今回の作業には、代表取締役を含む幹部4名が携わりました。
事前に実施した競合分析や消費者のニーズ分析をもとに、正しい強みを抽出するべく議論を重ねました。
時間をかけたおかげで、本物かつ最大限の強みを3つに整理することができました。
今後は、従業員への浸透を図り、さらにプロモーション(HP、DM、テレビCM、雑誌等)や接客など、すべての活動に反映させていきたいと考えています。
これらは、それなりにパワーを要します。
しかしそれと同じだけの報いを得ることができるでしょう。
なお、正しい強みが導き出されていないとき、顧客の支払意思額を拡大させることは難しくなります。
そして、納期や価格勝負に陥ってしまいます。
今回の棚卸しが報いにつながるよう、引き続き、サポートしていきたいと思います。
[創業・経営革新・新事業]
プランコンサルティング 代表 茂井 康宏
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