ある企業の社長は、中小企業診断士試験に挑戦しています。
このブログでもお伝えした、私の経営顧問先です。
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先日、その社長が持続化補助金の計画書を策定しました。
そして私に「チェックをお願いします」。

気心の知れた仲ですので、遠慮なくお伝えしました。
「んー、残念だけど30点」「よく頑張っているけど」。
私が気になったのは、次の3点です(概要のみ)。
1.「分析ができていないこと」
・鋭い切り口で分析ができていない。よって、問題が顕在化していない。
2.「言葉あそびが目立つこと」
・専門的な言葉(経営用語等)が多用されているものの具体性に乏しい。
3.「全体の連動性が弱いこと」
・ニーズと市場動向、ニーズと打ち手、問題と打ち手等に連動性がない。
彼が策定した計画書は、沢山の文字やチャートで埋め尽くされています。
ゆえに、それっぽく見えてしまいます。
しかし、やりたいことが優先されている自分本位な計画書です。
さらに実現可能性も判断できません。
残念ですが、落第点です。
なお今回は、少し厳しい目で指摘させて頂きました。
なぜなら彼は、中小企業診断士を目指しているからです。
では、どうすれば腕前が上がるのか。
こればかりは経験がものをいいます。正しい努力を続けて下さい。
繰り返します。「正しい」努力です。
頑張って下さい。
応援しています。

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株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏
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