高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
今日は「中小企業診断士試験」についてお話しします。
中小企業診断士として登録するには、通常、第一次試験と第二次試験の両方に合格する必要があります。第二次試験では筆記試験に加え、口述試験 (面接)も実施されます。
しかし現在、この口述試験を廃止する改正案についてパブリック・コメントの募集が行われています。
▷中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則の一部を改正する省令 (案) に対する意見募集
背景には、(一社) 日本中小企業診断士協会連合会の試験運営が厳しい財政状況にあることがあります。
人件費、会場費などのコストを削減するため口述試験を省略し、受験者の試験への負担軽減、中小企業診断士の総数の拡大を図るという狙いです。
口述試験がなくなれば、受験生の心理的負担が軽減されるだけでなく、交通費や宿泊費などの時間的・経済的コストも抑えられるでしょう。
一方で、知識だけでは測りきれないコミュニケーション能力や思考力、現場対応力を評価する機会を失うリスクもあります。
これを補うためには、新たな評価制度の導入が求められるかもしれません。
私自身が受験した口述試験を振り返り、時代の流れを改めて感じました。
なお、パブリック・コメントの締切は5月9日です。
今後の動向を注視してまいります。
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代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏
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