高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
近年、オンラインショッピングは私たちの生活にすっかり浸透し、消費者は24時間いつでも思い立った瞬間に買い物できるようになりました。
一方で、競合が増え続けるネット市場では、販売促進に一工夫が求められます。
今回、「金銭的な販促 (割引やクーポン)」と「非金銭的な販促 (増量や無料ギフト)」のどちらがより効果的なのかについて、2023年に米国で発表された興味深い論文を読み解きました。
論文によると、販促効果は時間帯によって変動し、午前8時から12時では非金銭的な「増量・無料ギフト」の評価が有意に高まる一方、午後になると両者の差はほとんど見られなくなるそうです。
この現象の背景には、消費者の自己認識が関係しています。
午前中の買い物では「自分は賢い買い物客だ」という自己イメージが強く働き、無料で量を増やしてもらえることに大きな喜びを感じやすいのです。
この知見を活かせば、オンライン販売に新たな工夫を取り入れられます。
例えば、時間帯ごとにプロモーション手法やセールスコピーを変えることで、より高い販促効果が期待できるでしょう。
時間帯という視点が、他社との差別化につながる可能性を秘めています。
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株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏
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