高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
今日は、西日本を中心に大気が不安定で、雨が降る地域が多いようです。
雨の日は行動範囲が狭まるだけでなく、多くの業種で売上高にも影響を及ぼすことが知られています。
例えば、ある民間調査によると「雨の日は来店数が減る」と感じる飲食店経営者は全体の72.5%に上り、8割以上が天気予報を意識しているという結果が出ています。
この数字からは、消費者が「濡れたくない」「外出が面倒」といった心理的ハードルを抱え、結果として外食や買い物への意欲が低下しやすい現実がうかがえます。
ただし、立地や業態、予約の有無などによって、その影響度は大きく異なります。
繁華街のビルイン店舗や駅前店舗では、通勤・通学のついでに立ち寄る動線が確保されているため、雨天でも安定した集客が見込めるケースがあります。
一方、一般的な路面店では来客が減りがちです。
そこで注目したいのが、雨の日を逆手に取るさまざまな工夫です。
希少ワインのグラス売りや限定商品の提供、ダイナミックプライシングの導入など、雨天時ならではの対策を展開する店舗も少なくありません。
多くの業種で雨天時の売上高減少は明らかですが、アイデア次第では影響を最小限に抑え、場合によっては晴天時以上の成果を上げることも可能です。
これから梅雨のシーズンを迎えますが、ぜひ「雨の日ならでは」の価値を創出し、皆さまの事業に潤いをもたらしてください。
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代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏
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