高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が、年収3,000万円以上で、日常生活・娯楽支出が年間1,000万円以上の「高額消費者」の実態を明らかにする調査を実施しています。
大変興味深い内容でしたのでご紹介します。
物価上昇が続くなか、一般消費者の8割が財布の紐を固くする一方で、高額消費者層の8割は「価値があれば購入する」と答えています。
つまり、金額そのものよりも“自分にとっての価値”を最重視しており、実際に消費活動は依然として活発です。
興味深いのは、彼らの消費が単なる贅沢や高額支出ではなく、「体験としての価値」に投資が向いている点です。
旅行や美術鑑賞、限定イベントなど、そこでしか得られない体験やストーリー性のある商品・サービスに対する支出は減っていません。
また、全体の62%が既存ブランドをリピート購入する傾向が強く、新規ブランドへの挑戦は22%にとどまっています。
ここからは、ブランドとの結びつきや信頼関係を大切にする価値観が見えてきます。
高額消費者の特徴として「価格」ではなく「価値」で動く点が際立ちますが、その“価値”の感じ方にも違いがあります。
ひとつは「憧れ鏡映没入型」、もうひとつは「自己世界観表現型」。
前者はブランドや商品の世界観に自分を重ね、没入することで満足感を得るタイプ。
後者は商品やサービスを通じて自分らしさや世界観を表現しようとするタイプです。
いずれの場合も「自分ごと化」できるかどうかが消費行動の大きな分岐点になっています。
インフレが続く時代、高額消費者のインサイトを読み解くことは、一般市場にとっても大きなヒントとなるでしょう。
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株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏
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