高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。
最近、テレビ番組で若手コメンテーターが「〜だと思っていて…」と話す場面を見かけます。
先日も、ある出演者がこの表現を繰り返したことで、SNS上には「中途半端に聞こえる」「イラッとする」「逃げ道をつくっているようで聞いていられない」「結局、何が言いたいのか分からない」といった投稿が相次ぎました。
多くの視聴者が同様の違和感を抱いているようです。
この表現は、文法的に「思っていて」で文章が切れてしまうため、主張が完結せず、聞き手に曖昧な印象を与えることがあります。
本来であれば、「〜と思います」「〜と考えています」といった形で意見を言い切ることで、論拠や責任感が伝わりやすくなります。
また、「思っていて」という表現は、慎重すぎる言い回し (いわゆるヘッジ表現)として受け取られることがあり、主体性が感じられず、責任を回避しているような印象を与えかねません。
特にニュース解説や専門的な意見が求められる場面では、不要な前置きを省き、結論を明確に述べることが説得力を高めるうえで重要です。
私自身もセミナーでは、「です」「ます」でしっかり結論を述べ、そのうえで根拠や背景を説明するスタイルを心がけています。
今後も、言葉の鮮明さと論理性を意識しながら、より伝わる表現を大切にしていきたいと思います。
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代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
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