高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン)策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。
昨日、中村商工会議所 (高知県)で開催された「経営発達評価委員会」に出席しました。
商工会議所が取り組む「経営発達支援事業」では、年に1回以上、進捗状況や成果を評価し、必要に応じて見直しを行うことが制度上求められています。
今回の委員会には、経営指導員、市役所の課長が出席されました。
私は外部有識者として、委員長を務めました。
本年度は複数の事業に関わる機会をいただき、何度も中村商工会議所に足を運びました。
その経験を踏まえ、単年度の成果だけでなく、支援の積み重ねや現場の変化も把握したうえで意見を述べました。
事業報告と評価|成果の質を問う
まず、I経営指導員より1年間の取り組みについて説明がありました。
その中では、各事業の実施状況や成果・効果が丁寧に整理されていました。
私は事業ごとに評価を行い、改善点について助言しました。
重視したのは「成果・効果の質」と「次年度への展開」です。
具体的には、起業セミナーの強化、商品開発及びテストマーケティングの改善、商談会や展示会にかかる経営指導の深掘りなどについて、他県の事例も踏まえながらアドバイスを行いました。
まず、「起業セミナー」についてです。
重要なのは内容の密度を高めることです。
あわせて、開催時間の在り方についても見直しを提案しました。
限られた時間で表面的な説明に終わらせるのではなく、必要に応じて時間を確保し、より実践的な内容に踏み込むことが求められます。
参加者が具体的な行動に移せる構成へ再設計することが重要です。
また、経営指導員によるアフターフォローの強化についても触れました。
学びを実行へとつなげる体制を整えることが欠かせません。
次に、「商品開発及びテストマーケティング」についてです。
事業の進め方や検証方法の在り方を中心に、改善の方向性を提示しました。
具体的な手法の導入や実践的な支援の強化について助言を行いました。
さらに、「商談会や展示会」にかかる経営指導の在り方については、参加そのものを目的化するのではなく、事前準備への踏み込みや、その後のフォロー支援を強化することをお伝えしました。
そうした積み重ねが成果の確率を高めます。
他県の事例も踏まえながら、具体的な改善策を共有しました。
現場力の評価|限られた体制での実行
限られた人員で多くの事業を着実に実施してこられた点は、高く評価すべきです。
中村商工会議所の経営指導員は非常に前向きです。
周辺の商工会や商工会議所とも連携しながら、さまざまな事業を展開されています。
この姿勢こそが、地域支援の基盤であると感じました。
行政との連携|次年度の鍵
また、市の課長からは、今後の連携について前向きな発言がありました。
行政と商工会議所が有機的に連携すれば、支援の質は一段と高まります。様々な事業を連動させることで、小規模事業者への支援効果も高まります。
その際は、形式的な協定にとどまらず、実務レベルでの協働が重要です。
まとめ|次年度は「進化」が問われる
4月から新しい経営指導員が採用される予定であるとの説明がありました。
今後は、企業への直接支援、事業実施、そして人材育成まで幅広い役割が想定されています。
現場の負担は小さくありませんが、体制の強化が進むことを期待しています。
次年度も様々な形で関わらせていただければ幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
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