高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン) 策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。
「確定申告」の時期が近づくと、領収書の山と格闘する経営者の姿をよく目にします。
日々の業務に追われ、経理作業は後回しになりがちです。
手入力の手間や仕訳の迷いが、経営者の貴重な時間を奪ってしまいます。
そのような中、最近、ChatGPTを活用しながらfreeeで確定申告を行う方法が話題になっています。

専用アプリの登場|連携で作業を半減
2026年2月、freeeはChatGPT上で動く相談専用アプリ「freee確定申告」の提供を始めました。
このアプリは、AIが独自に回答を作るのではなく、税理士が答えた1万件以上のQ&Aデータベース (質問と回答の記録)を検索して提示してくれます。
AIは複雑な税法や仕訳のルールを事前に深く学習しているため、領収書の内容を伝えるだけで、適切な勘定科目(取引の分類名)を瞬時に提案します。
さらにAPI連携(システム同士をつなぐ仕組み)により、データが直接会計ソフトに反映されます。
これにより、手作業の入力ミスや検索の手間が省け、経理作業の大半を効率化できます。
実務での活用法|場面ごとの最適解
日々の業務では、例えば飲食代の仕訳で交際費か会議費か迷った際、AIに判断を尋ねるといった使い方ができます。
また、不明な領収書がある場合、摘要 (取引の内容)から勘定科目を推測させることも可能です。
さらに、入力されたデータをもとに、資金繰りの改善策を提案させることもできます。
AI依存の落とし穴|やりがちな失敗と対策
しかし、AIを過信すると、思わぬミスを招くため注意が必要です。
一つ目は、個人情報の漏洩です。
機密情報をそのまま入力すると、情報が外部に流出する恐れがあります。
最低限の対策として、設定でAIの学習機能は必ずオフにしてください。
これにより、情報漏洩のリスクを防ぐことができます。
二つ目は、誤った仕訳の放置です。
AIの提案を鵜呑みにすると、後日、税務調査で指摘を受けるリスクがあります。
最終的な内容の確認は、必ず人間の目で行う必要があります。
専門家やご自身の目で、内容を二重に確認するようにしてください。
業務効率化への道|要点の再確認と次の一歩
専用アプリの登場により、仕訳の迷いをなくし、入力作業を大幅に短縮できるようになりました。
まずは、日々のちょっとした仕訳の疑問をアプリに質問することから始めてみるとよいでしょう。
生成AIの進化により、確定申告の作業はさらに効率化できるようになりました。
AIを積極的に活用し、浮いた時間を事業の未来を描く戦略的な業務へ投下しましょう。
[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
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