中小企業診断士 茂井康宏 オフィシャルブログ

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信用と信頼|明確に切り分けよう

高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン) 策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。

先日、経営顧問先を訪問した際、「信用と信頼の違い」について話題になりました。
日頃からビジネスパーソンがよく使う言葉ですが、この二つを明確に切り分けられる方は決して多くありません。

違和感の正体|初対面で信頼は生まれるのか

「まずは信頼関係を築きたい」という言葉をよく耳にします。
では、初回の面談でいきなり信頼は生まれるのでしょうか。
会ってわずか30分の相手に、これから先の重要な仕事を安心して任せられるでしょうか。
実は、ここに言葉の混同があります。

言葉の定義|過去と未来の混同

「信用」とは“過去に基づく評価”のことです。
これまでの実績や行動に対する評価を指します。
一方、「信頼」とは“未来に対する期待”のことです。これから先も安心して任せられるという期待を指します。 つまり、過去の蓄積 (信用)がなければ、未来への期待 (信頼)は生まれないのです。

因果関係|順番を間違えない

信用を積み上げた結果として、初めて信頼を勝ち取ることができます。
この因果律 (原因と結果の法則)を逆転させることは不可能です。
いきなり「信頼してくれ」と迫っても、それは無理な相談というものです。
相手の心には警戒心しか生まれません。
信用という強固な土台がなければ、信頼という家を建てることはできないのです。

行動の起点|今日からできること

ビジネスにおいて「第一印象が重要だ」とよく言われます。
第一印象そのものはただちに信頼を生みませんが、信用の入り口にはなります。
信用とは、意図的に設計していくものなのです。
身だしなみ、声のトーン、名刺交換の所作。そして時間厳守、事前準備、レスポンスの速さ。
これらはすべて、信用を築くための第一歩です。
一つひとつは地味な行動かもしれません。
しかし、これらを徹底することで信用の蓄積速度は確実に高まります。



日々の問い|あなたはどちらを向いているか

信用は自ら設計するものです。
そして、その結果として信頼が自然と積み上がっていくのです。
この2つの言葉の意味を、ご自身のなかでしっかりと切り分けてみてください。
そうすることで、日々のビジネスシーンでの振る舞いや判断基準は、より深く、確かなものになるはずです。

今一度、ご自身の行動が「信用」と「信頼」のどちらに向けられているのか、振り返ってみてはいかがでしょうか。


[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング 
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
https://profile.hatena.ne.jp/plan-consulting/

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