高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン)策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。
はじめに|GWは本当に"特需"なのか
今日で3月も終わり、新年度のスタートとともに2026年のゴールデンウィークも視野に入ってきました。
大型連休と聞くと書き入れ時の印象がありますが、「うちにはあまり関係ない」と考える経営者も少なくないのではないでしょうか。
ある調査の結果を見ると、少し意外な実態が浮かび上がります。
連休の実態|"大型"とは限らない
今年のGWは、有休を組み合わせれば最大12連休も可能です。
しかし実態はどうか。
5連休が最多で41.4%。「連休はない」と答えた人も19.2%います。
大型連休を満喫できる人は、そこまで多くありません。
巣ごもりの中身|"消費ゼロ"ではない
さらに注目すべきは過ごし方です。
8割超が旅行を見送り、自宅派は27.0%。
理由は「ゆっくり休みたい」が59.6%、「混雑を避けたい」が51.9%。
ただし出費予定を見ると景色が変わります。
外食・テイクアウトへの支出予定は34.1%。
大きな出費はしないが、まったく使わないわけでもない。
ここに商機があります。
なぜこうなるのか|消費が"近く・小さく"に
背景にあるのは物価高です。
交通費・宿泊費の高騰でレジャー費全体が膨らみ、約4割が「大きな出費はしない」と答えています。
消費が消えたわけではありません。
「遠くへ・大きく」から「近場で・小さく」へ、お金の流れが変わっています。
この構造を理解しているかどうかで、打ち手はまるで違います。
大がかりな対策は不要です。
手持ちの商品に「期間限定」の枠を付けるだけで、小さな特別感が生まれるかもしれません。
注意点|巣ごもり需要を逃す典型的な失敗
一つ目は、観光客向けの高単価セットだけを並べるケースです。
特に旅行者が多くない地域では、高単価メニューだけでは響きません。
「近所の人向け」の選択肢が必要です。
二つ目は、過剰仕入です。
連休明けに在庫を抱えないよう、予約制や事前告知で需要を把握しておくことが有効です。
おわりに|連休明けの自分に何を残せるか
GWが終わったとき、「やっぱりうちには関係なかった」と振り返るか。
それとも「小さく仕掛けてよかった」と思えるか。
その分かれ目は、連休前の今、何を準備するかにかかっています。
[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
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