高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン) 策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。
いよいよゴールデンウィークに突入しました。
今年の国内旅行は、「安・近・短」(安く・近場で・短期間)がキーワードです。
ある調査によると、生活者の「今年のGW予算」は平均27,660円。
前年比94.6%で、2023年以降で最も低い水準でした。
財布のひもは、確かに固くなっています。
連休が明けてから|見落とされがちな後半戦
ですが、GW商戦は連休中だけで終わりません。
連休が明けた瞬間から、別の消費が静かに動き出します。
そこに気づいているお店は、意外と少ないものです。
リセット需要|乱れた生活を戻すための消費
私はこれを「リセット需要」と呼んでいます。
ひとことで言えば、乱れた生活を元に戻すための消費です。
旅行、外食、夜更かし、家事の山。連休で乱れた生活リズムを、いつもの状態に戻したい。
この本音が、新たな消費を生みます。
短くても乱れる|連休明けに反動が出る理由
今年のGWは正社員平均で5.8日。
それほど長い連休でなくても、生活は乱れます。
別の調査では、GWを自宅で過ごす人が約6割。
最大のストレス要因は「毎日の献立を考えること」でした。
この疲れは連休明けにも尾を引きます。もう作りたくない、考えたくない。
その気持ちが、休み明けの外食・中食需要を押し上げるのです。
現場ではどう動くか|業種別の小さな打ち手
たとえば飲食店であれば、「GW明け応援ランチ」、菓子店・カフェであれば、「仕事復帰のごほうびスイーツ」、整体・リラクゼーションであれば、「連休明け限定コース」など。
連休疲れ・気分の停滞・気持ちの切り替えづらさ——こうした状態に寄り添う価値訴求が効きます。
やってはいけないこと|訴求と価格の落とし穴
ただし、注意点が二つあります。
一つは、「デトックス」「五月病改善」など医療的な表現です。
根拠が曖昧なため、お客様からの信頼を損ないます。
代わりに「軽め」「やさしい」といった表現に言い換えてください。
もう一つは、高単価への偏りです。
家計の引き締めは続きます。
無理なく買える小さな満足を、軸に据えてください。
連休明けの店頭で|小さな一言が満足度を左右
連休明けの店頭に立つとき、お客様にどんな一言をかけますか。
その一言が、お客様の満足度を左右します。
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株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
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