中小企業診断士 茂井康宏 オフィシャルブログ

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梅雨入り前|いまのうちに対策を徹底しよう!

高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン) 策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。

先日、ある経営者が空を見上げ、「もうすぐ梅雨ですね」とつぶやかれました。
雑談のつもりだったかもしれません。
ただ一言が気になり、雨の日の備えについて伺ったところ、明確な答えは返ってきませんでした。

梅雨の前、外を眺める経営者

梅雨は天気の話か|それとも経営の話か

皆さまの現場で、「梅雨」はどう扱われていますか。
「雨が降れば客足が減る、それは仕方ない」。
そう片付けられていないでしょうか。
梅雨は、社内の複数の場面に同時に負荷をかける期間です。
売上、現場、判断のスピード——この三つが、ほぼ同時に揺らぎます。
ところが多くの会社では、それぞれを別々に対応します。
だから、見直し漏れが生まれます。

なぜ中小企業は削られるか|対策を用意

人員に余裕のない会社ほど、外部環境の変化を吸収する余力が小さくなります。
雨で来客が減っても、かかる固定費はそのままです。
湿気で在庫が傷んでも、支払った原価は戻りません。
大雨で納期が遅れれば、信用を失います。
「利益」と「信用」が、同じ季節に削られます。
大企業のように、部署ごとに担当者がいるわけではありません。
だからこそ、季節の前に手を打てるかどうかで、その後の数か月が変わります。

梅雨前には見直したい|三つの論点

実務で見直したい論点は、次の三点に絞られます。
◯晴れの日とは別に、雨の日専用の「売上導線」を用意しているか
◯倉庫やバックヤードの湿気・滑り・雨漏りを「点検」しているか
◯大雨警報発生時の営業判断・出勤基準が「文書化」されているか

たとえば飲食店なら、テイクアウト導線の事前告知。
小売店なら、入口マットと傘袋の準備、湿気に弱い商品の前出し。
建設業なら、中止と再開の判断者を一人に決めておく仕組み。
どれも、梅雨入り後では遅い項目です。

現場で起きやすい|見落としの二例

「一つ目」は、店舗入口の滑り事故です。
マットの劣化に気づかず、来店客が転倒する。
顧客対応と評判低下が同時に発生します。
梅雨入り前に一度しゃがんで、入口の状態を確認しておきましょう。

「二つ目」は、紙資材や段ボールの湿気劣化です。
気づけば、段ボールごと商品が使えなくなり、利益が直接削られます。
保管場所の換気と除湿を、事前に整えておきましょう。

マットを点検する経営者

さいごに|雨の音が、聞こえる前に

梅雨は毎年訪れます。
ただ、毎年同じ対応で乗り切れているでしょうか。
今年の梅雨入りまでに、どこから手を入れますか。


[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング 
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
https://profile.hatena.ne.jp/plan-consulting/

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