高知を拠点に、全国各地で経営・事業計画 (ビジネスプラン) 策定、商品開発、販路開拓などの経営支援を行う、中小企業診断士/経営コンサルタントの茂井康宏です。
先日のブログで「採択後の景色を見よう」と書きました。
その「小規模事業者持続化補助金・優良事例発表会」を、昨日YouTube Liveで見届けました。
登壇した伴走支援者の中には、顔なじみの商工会議所の方が3名いました。
それだけに、とても楽しみにしていました。

予想とのズレ|成果より心に残ったもの
優良事例ですから、見事な成果は予想していました。
実際、売上や黒字化の話もありました。全国6社がそれぞれの工夫を語ってくれました。
ただ、いちばん心に残ったのは、その成果ではありませんでした。
変わった景色|動いたのは経営者の視点
6社に共通していたのは、モノを買ったという話ではありません。
補助金をきっかけに、経営者の見ている景色が変わっていました。
椅子を替えた。コンロを入れ替えた。パンフレットを作った。
一つひとつは小さな投資です。
しかし、その後に起きた変化は小さくありませんでした。
持続化補助金は、お金をもらうだけの制度ではありません。
経営者の視点をひとつ高い場所へ動かす制度として機能していました。
私の目には、「3つのメリット」が見えました。
1.経営資源を棚卸しできること
2.小さな投資が成長を生むこと
3.新たな伴走支援が始まること
言語化の力|書くから事実が見えてくる
棚卸しは、書くことから始まります。
申請では、経営計画を自分の手で書きます。
想いを言葉にする過程で、頭の中が整理されます。
岐阜・美濃焼の窯元の話が印象に残りました。
展示会に出て、ある事実に気づいたそうです。
自分が作りたい商品と、消費者が欲しい商品は違っていた。
展示会の目的は、売り先を増やすことだけではありません。
顧客の声で、自社を見直す機会でもあるのです。
採択後|小さな投資が伴走支援の入口に
鎌倉の飲食店は、客席の椅子を顧客満足への投資として整えました。
また白馬の宿は、炭火をガスへ替え、空いた時間で新サービスを生みました。
そして広島の警備会社は、パンフレットとHPで紹介営業を仕組みにしました。
共通するのは、買って終わりにしていない点です。
採択は、ゴールではありません。むしろ、伴走支援が深まる入口です。
どの事例にも、支援者と歩み続ける姿がありました。
あなたが見たい「採択後の景色」は、どんなものでしょうか。
[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長・中小企業診断士 茂井康宏
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