昨日は四国内の商工会議所向けにオンライン研修を実施しました。
やはり「Spotlight(スポットライト)」は便利ですね。
ここ数年使用していますが、オンライン研修ではより威力を発揮します。
関連記事「さあ、注目を浴びよう。スポットライトで。」
さて今日は、ネット上で議論を巻き起こしているローソンのパッケージデザイン論争について。
2020年春、ローソンはプライベートブランド(PB)の食品約680品目のパッケージを一新しました。
アルファベットで「TOFU」「NATTO」「SOFT SPREAD」などと記載された商品は、ネット上で議論を巻き起こしました。
消費者からは「可愛い」という意見が寄せられる一方、「分かりにくい」「他の商品と区別しにくい」などという批判も多かったそうです。
それを受けローソンは、社長自ら「お店で選びにくかったり探しにくかったり、色々なご不便やお手数をおかけしてしまっている」として、一部商品のパッケージを早くても7月には変更する方針を明らかにしました。

賛否はさておき、私は大変驚きました。
小規模事業者や中小企業ではなく、なぜローソンが英語表記のブランドネームを採用したのか。
多種多様な消費者を対象としているにも関わらず、なぜ小さい文字で小さい写真を用いたのか。
分かりにくさは、消費者はもちろん、現場で働くスタッフの混乱も招くでしょう。
私のセミナーでは、パッケージデザインについて次のようにお伝えしています。
検討したベネフィットを強く発信していくことと、目立つことが大切である。そしてブランドネームで、英語表記は採用しないこと。理由は、一瞬で理解できないため。
今回の整理整頓、統合されたパッケージデザインは大変素晴らしいと思います。
しかし、デザイナーの視点がやや強すぎたのかもしれません。
ある方は「今のコンビニはダイバーシティに対してコンビニエンスを提案しなければならない」と言いました。
そのとおりだと思います。
色々と考えさせられる事例ですね。

[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング
代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏
https://blog.goo.ne.jp/plan-consulting
ビジネスプラン策定や商品開発・改良等に
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